動物看護師として


一昨日、ネコさんをお預かりしました。慢性腎不全の末期。

飼い主さんは来院されたとき、こうおっしゃったんです。

「もういつ旅立ってしまっても覚悟はできている。でも今日はどうしても出掛けなければならない。

もしこれが最期だとしても、留守の家で寂しく逝かせたくないのです」

・・と。

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そしてさらに続けてくださいました。

「よかったねー。〇〇ちゃんの大好きな看護婦さんが一緒にいてくれるよ。

〇〇は看護婦さんのこと大好きだもんねぇ。だからお母さん安心して出掛けてくるね。

用事が終わったらすぐにお迎えにくるから。もう一度会おうね。絶対にもう一度会おうね

 

どのような思いで、来院されたことでしょう。

 

とても厳しい状態だったので心配していましが、その夜、自宅に帰ることができました。

昨日はご飯もしっかりと食べてくれたそうです。

 

今日も病院へきて点滴を受けて、いっぱいニャオニャオ話しかけてくれたね。

命はいつどうなるか分かりません。

でも最後の最期まで精いっぱい生きる動物さんの姿に、胸が熱くなります。

この仕事をしていて良かった。

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